北九州にて社長から特許のご相談。
新しい装置を作りたいので、アドバイスが欲しいとのこと。
部品加工の中小企業でしたので、下請け体質から脱出したいんだろうなと思っていたら、その通りでした。
ところが、
「価格競争厳しいですか?」
と尋ねると、社長は
「そうでもない」
との返事。
下請けなのに、価格競争は厳しくないなんて。
「どういうことですか?」
と尋ねると、他社がやりたくない仕事や、さじを投げたを引き受けるから価格競争にはならない、とのことでした。
そして、難しい仕事でも試行錯誤して成し遂げ、また成し遂げたときの達成感が嬉しい、とおっしゃいます。
ひょうひょうとお話されていましたが、すごいことだと思います。
まだ若手の社長です。
もはや下請けとは思いませんでしたが、それでも社長は、オリジナルの製品がほしいとおっしゃっていました。
この社長の前向きな姿勢(可能思考)が隠れた強みの一つに間違いありません。
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