強みを把握する2つの方法ですが、それぞれ意味があり、どちらか一方をすればよいわけではありません。
ジョハリの窓をご存知でしょうか?ジョハリの窓を知らないという経営者の方、一緒に勉強しましょう。経営者は学び続けなければなりません。
ジョハリの窓は、コミュニケーション心理学におけるモデルです。
ジョハリの窓では、自分自身が知っている領域と知らない領域、周囲の人が知っている領域と知らない領域に自分を分類し、上図のように表します。
つまり、
「明るい窓」は、自分も他人も知っている自己を表します。
「盲点の窓」は、自分は気がついていないが、他人は知っている自己を表します。
「隠された窓」は、自分は知っているが、他人は気づいていない自己を表します。
「未知の窓」は、誰からもまだ知られていない自己を表します。
ここで、「明るい窓」は自分自身で気づくことができますが、「盲目の窓」は自分自身で気づくことができないのです。
ご紹介したSWOT分析(方法1)は、「明るい窓」を、顧客に尋ねること(方法2)は、「盲目の窓」を知ることに繋がります。
ですから、自社の強みを知るには、一方だけでは片手落ちという結論になります。
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