知的財産経営
知的財産経営 · 2018/09/11
経営を考える際に、強み強みといいますが、よく考えてみましょう。 先日、○○資格を持った社員がいることが強みですとおっしゃる経営者がいらっしゃいました。 資格を持った社員がいることは確かに広い意味での強みかもしれません。 しかしながら、そのような資格があってもなくても顧客からしたらどうでも良いことです。...
知的財産経営 · 2018/08/19
理由は簡単です。安く売れる理由がないからです。 いまだに「安くて良いものを」とおっしゃる経営者の方がいらっしゃいますが、そもそも安くて良いものなどありません。志はご立派ですよ! 安売りできるのは、規模の経済が活きる大企業か、製造工程にイノベーションを起こして特許を抑えた企業くらいではないでしょうか?...
知的財産経営 · 2018/08/17
少々煽り気味のタイトルをつけましたが、正確には、「貴社の商品・サービスそのものが欲しい顧客はいないという事実」です。 マーケティングの分野でとある格言があります。 「ドリルを買う人が欲しいのは『穴』である」 ホームセンターでドリルを探している人は、穴を空けたいのであって、 決してドリルそのものが欲しいわけではないということです。...
知的財産経営 · 2018/08/17
先日、北九州にて特許出願のご相談がありました。 お話を伺うとまだ具体的なアイデアが固まっていない状態です。 それでいいんです! 理想的な相談タイミングです! 特許調査をしっかりと行うことで、アイデアを膨らませたり、十分にリスクを把握したりできます。 また、ご相談のタイミングが早いほど開発に必要ないろいろな情報も提供できます。...
知的財産経営 · 2018/08/17
たまたまテレビで目にした米国の若い女性向けのファッションブランドの話です。 そのファッションブランドは、予算の関係で1サイズの洋服しか作れなかったそうです。 それだけ聞くと、単なる弱みです。 ところが、サイズが小さめなのでしょう、...
知的財産経営 · 2018/08/08
いつも自分を応援してくれる福岡のKさんから久々の連絡。 忘れた頃になると連絡をくれます。嬉しいですね。 話のなかで、 「メーカの技術者上がりの弁理士って、珍しいですよね。」 と言われました。 全体的に見ると、技術者上がりの人間が知財部を経て弁理士になるケースはそう珍しいことではありませんし、むしろ王道パターンです。...